御好評にお応えして!?
誰も好評してないよ
磯吉による、全くの主観まみれの釣具レビュー第2弾!
今回は……
磯竿
長くて細くて柔らかいやつです
気になるレビューは?
がま磯 ファルシオン 1.5-50
今は亡き…Daiko プロフィールド 瞬技 1.25-50
を、中心にしながら磯竿について書いてみたいと思います!
瞬技のスペックは、、、
細かいところは忘れてしまいましたが(HPも削除?(^^;)……
うろ覚えの範囲で。。。御了承願います!
まず、磯竿についてですが…
胴調子や先調子などの、竿の性格を決める言葉。
粘り、強さ、軽さ、持ち重りなどなど、
釣り手に対する数字または感覚的な…あるいは抽象的なものまで、、、
いわゆる竿自体の性能を示す言葉。
最近良く聞くフレーズ
シャキッとして操作性が良く、胴に乗る
操作性を良くするにはハリのある先調子
胴に乗り粘りを出すなら柔軟な胴調子
竿の性格としては相反するものを、メーカー各社がこれを実現するために…
日々製品開発を進めている結果なのでしょう!
そんな事は分かってる!
と、釈迦に説法で終いにはお叱りが聞こえてきそうではございますが…
まずは取っ掛かりという事で(^^;
さて。
話は迷走を続けてしまいますが、先日触ってきたDaiwa MEGATHIS AGS
柔軟な胴調子、を意識して作られていると思います。
最近の流行りは胴調子?SHIMANOのマスターチューンISOも……
確かにガッツリと曲げた時のベントカーブは、トーナメントのそれと良く似ててイイね!
と、思いました。
曲げた時のカーブは似てるけど、曲げてからの粘り強さも実は気になるところ。。。
あ、磯吉はどちらかと言えば胴調子が好きです。
竿をしっかりと曲げんこんで、魚とのやりとりを楽しみたい派なのです。
が!
MEGATHISの操作性。
フカセの操作は道糸の操作。
と言っても過言ではない?と、磯吉は考えています。
仕掛けの振り込み易さとかも、もちろん大事です。
竿で言えば、1番からせいぜい2番までくらいを柔軟に使って…
こう、、、ピシャ、シャッ・シャッと道糸を操作するイメージで。。。
ん〜…分かりづらいかぁ〜(^^;
ま、続けますw
そうやって、2番から先を使おうと竿を振るとですね。。。
トーナメントはそんな事ないんですけれど、、、
MEGATHISは手元の操作に追従して4番辺りの振動が起きて、その振動の収束が若干悪い!?
と、感じてしまいました。。。
要は、ダルんダルんと竿がなる訳です。
分かりにくい、か…(^^;
それを、、、Daiwaスタッフさんに指摘してみるとですね……
『そうです、トーナメントとの差です(^^;』
粘り強く曲がるように作られたトーナメントと、柔軟に曲がるように作られたMEGATHISとの差…
…………
価格の差
納得!
実釣レベルでその差が気になるかは分かりませんが……
釣具屋に行っては色んな竿を触らせてもらって、こういうのを良くやっていますww
買う気がないのに冷やかしか?!
話が大分横道に逸れてしまいました。。。
なんでしたっけ?
そうそう、、、
ファルシオンと瞬技でしたね!
この2本?
もちろん、とても気に入ってますよ(^。^)
ファルシオンと瞬技は号数が違うので、一概に比較は出来ないのですが……
まずは数字的な側面。
●瞬技 1.25-50 重量190g 先径0.8mm(確かそうでした…)
●ファルシオン 1.5-50 重量200g 先径0.75mm
号数も上ですし、ファルシオンの方が10g重いですね。
購入者を惹きつけるためのキャチコピーを見ると、、、
瞬技が『操作性の極み』であるのに対して、ファルシオンは『軽やかに、強く』
瞬技はどちらかと言えば、先調子をイメージしますね。
一方で、
最近では良く目にしますが、ファルシオンは操作性を損なわずに粘り強い胴調子の特性をも併せ持つというやつですね。
持ち重り
と言う観点からすると、、、
これ実は、どちらかと言えば持ち重り感が少ないのはファルシオンの方なんですね(^^;
これは竿尻からリールシートの長さもおそらく効いていて、上の写真は竿尻を合わせて撮っています。
比べて見ると、ファルシオンの方が少しだけ竿先側にありますよね。
極端な話、前にすればさらに持ち重り感は減ると思います!
コレは単純に物理のお話。
でも、前にし過ぎると今度はブランクスの有効長が減ってしまったり、、、、、
この辺りでどう竿を設計するかってことなんでしょうけど難しそうですね(^^;
話を戻すと、がまかつの竿ってバランスが良いんでしょう。
カタログ重量的には同号数で他社メーカーと比べると重いことが多いです。
でも、持って見ると、、、
あら不思議!
重量の割に軽く感じてしまうんです。
折角なので粘りの胴調子系で価格的には手の出ない竿を見てみると……
Daiwa トーナメント 1.5-50で197g
SHIMANO 極翔 1.5-500は192g
がま磯 アテンダー2 1.5-50はなんと223g
ファルシオンは随分と軽いですねw
ブランクスだけでなくてグリップ回りの重量も入りますから一概に比較は出来ないかもしれませんが…
実際に数字上で軽かったり、持って見ると軽く感じたり……
レビューが感覚的と言ったのは、こういう面が多分にあるからです!
で、瞬技。
持ち重り感がファルシオンよりある、と書きました。
が!
竿の操作って、海面に近づけて竿先を下げてやりますよね??
瞬技のファルシオンに対する持ち重り感って竿先に感じるんです。
当たり前と言えば当たり前?(^^;
そう!
操作する時って重みが竿先に来た方がやりやすく感じるんです、私。
しかも、瞬技は1番と2番くらいまでがかなり柔軟なので本当にやりやすいのです。。
従って、この場合は持ち重りと言うよりは操作性を上げるためのバランス??
なもんで、割と操作性重視のコテコテ先調子か?
と言うと実はそうでもなかったりするんですw
4番は割と張りがあるように感じますが、3番まではスンナリと入るくらいの柔軟性があるので、
手返し良く、しかもやりとりをかなり楽しめる竿(^ ^)
絶妙なバランスの竿だと感じています!
人気的にはおそらく最高峰レガリアとグレ専用調子アラグレに挟まれた瞬技の憂鬱…
1.5号でも、3番と4番の柔軟性はファルシオンの方があるかな?
と感じています。
なんかこう、魚に突っ込まれた時にもう1つ竿が付いて行く感覚。
また感覚で申し訳ないんですけどw
ファルシオンは瞬技のように竿先が柔軟という感じより、
胴調子的な割に全体的に竿の張りがあるイメージなんでしょうかね。
表現が、難しいんですが(^^;
どちらかと言えば硬いと感じるのは瞬技、柔軟と感じるのはファルシオン。
だけど瞬技が強くてファルシオンが弱いというのとは違って……
そこは実際に獲れるギリギリの魚を掛けてみないと分かりませんが!
40cmクラスの口太に限定するなら、
ファルシオンの方が楽にやりとり出来る印象はありますけどね。
……
号数が上だからそうだ、と言われればそうなんですがw
使い分けとしては、
瞬技 道糸1.5〜1.7号 ハリス1.2〜1.7号
ファルシオン 道糸 1.7〜2.5号 ハリス 1.7〜3号
で使うシーンをイメージしています。
近場では瞬技、沖磯まで出るとファルシオンという棲み分けという感じかもです。
今なら、口太狙いなら瞬技で尾長狙いはファルシオン。
と、取っても良いかもしれませんがそうなるとファルシオンの出番が減るのでどっちも使いますw
結果的に、甲乙つけ難し!w
ただ、瞬技がDaikoの撤退に伴ってなくなってしまったのは残念でなりません。。。
個人的には後世に残して欲しかった竿、と言いたいです(T ^ T)
2020年までの修理対応…
◯ッドコ◯さん、意志を継いで復刻版とか出せないんですかね……
磯吉が次に手にするのはどんな竿なんでしょうか。。。
磯吉