【原点】

 

※wikipedia調べ

物事のはじまりや基(もと)、基準、根拠となるところ。人の人生、企業などの歴史を振り返る際に、出発点という意味で比喩でも用いられる。

 

 

 

ちなみに、理系脳の磯吉は、【原点】で真っ先に思い浮かぶのは数学上の【原点】でしょうか。。。

 

皆様にも、それぞれに様々に思い浮かぶ【原点】があることでしょう。

 

 

 

 

思い起こせば、、、私にも様々な【原点】があるように感じます。

 

 

今の仕事に就いたのは、大学時代の恩師にお世話になったことが【原点】です。

 

就職し、一度は別の仕事になりそうなこともありましたが、一念発起、買ったばかりのマイホームを手放してまで転職を敢行し、大学を出て10何年。

 

今も、同じ仕事を続けています。

 

後何年、今の仕事に就いていられるかと言ったところですが、そんな時こそ、私の仕事の【原点】はまさしくアレだったんだな、となるかもしれません。

 

 

 

釣りの【原点】と言えば、幼少の頃に小川や池でやった鮒釣りや、ザリガニ釣りでしょう。

スッカリおじさんになってしまった今でも、普通に楽しめてしまう気しかしません。

 

 

息子にも同じことを経験させたいのはやまやまですが、住む環境・ご時世などもあって難かしゅうございますね。。

 

 

 

歳を重ねても、場所や環境が変わったとしても自分の中に定位し続けて存在し、

 

『ブレないことこそ、【原点】である。』

 

 

そんな風に感じています。

 

 

釣りを始めてン10年、磯吉は変わらず釣りをしています。

私にとっては、『もう飽きた、まだ飽きない』なんてものは勉強やゲームなどだけの話。

ヘトヘトになるまで釣りをやっても、またすぐに釣りしたくなるほどですからね。

 

 

 

そんな私に、2年程前に新しい釣りの【原点】が出来たのです。

 

転職のため、滋賀から関東に引っ越して来てすぐの頃。

右も左もわからない中で真っ先に検索したのは管理釣り場でした。

 

 

あんなにハマったバス釣りに辟易してしまった頃、会社の先輩に連れて行ってもらったのが管釣りにハマったきっかけでした。

 

 

山間にある綺麗な水、爽やかな空気、美しい渓魚達に魅了され、スッカリ虜になってしまいました。

そんな私は直ぐにフライフィッシングの道具まで揃え…

 

 

 

 

おっと。。。

話を元に戻しましょう。

 

 

 

東京に住んで数年が過ぎた頃。

当然と言えば当然のように、やはり、私は海が恋しくなりました。

 

 

そしてある日、サッカーを通じて知り合った友人に誘われ、海釣りに行くことになったのです。

 

 

 

初めは、海釣り施設デビュー。

 

田舎の海で、のんびり場所取りなども知らずにやって来た私にとって、都会の海釣り施設は少しばかり…いや、かなりのカルチャーショックを受けることになりました。。。

 

 

そんな事も経験し、やはり望郷の念にかられるのはもちろん磯釣り。

 

ネットで情報を掻き集め、ついに私は三浦半島の磯へと降り立つのでした。

 

 

狙うは……もちろん

 

 

チヌ(チヌ釣りが難しい事を初めて知りました´д` ;)

 

 

 

 

当時、グレはチヌ釣りの外道だったんですが、なんとまぁチヌを釣るのが難しいったらないこと。。。

 

 

そんな折、私は『毘沙門・ゴミ捨て下の磯』の情報に辿り着き、

そこへと向かったのです。

 

チヌを狙いつつ、外道でポツポツ釣れるグレで楽しめればいいや、なんて軽い気持ちで。

 

 

そこで出会ったのが、グレ釣り師のIさん。

後に、神子元島で劇的な再会を果たしたのはまた別のお話。。。

 

 

私は、磯の先端右側へ。

後から来られたIさんは、左側で釣りを開始されました。

 

 

元々チヌ狙いの私。

 

しかし、その日は湧いた餌取りに翻弄されて、チヌは勿論のこと、結構甘く見ていた節もある外道としてのグレも鳴りを潜めており、全く食ってくれない状況。

 

 

そんな中で、隣のIさん。

グレをどんどん掛けていくではないですか。

 

 

その姿、立ち居振る舞いがカッコよく、興味をそそられた私はIさんに話し掛け、色々と教わると(後から磯に来られた際に声を掛けてもらって挨拶済み)……

 

 

ほぉ〜、ハリスを長くとって。うんうん。

その中にゼロ浮力のウキを通して。ふんふんふん?

先撃ちの撒餌の帯の中に付餌を?!

しかも、仕掛けの投入タイミングを5秒、10秒とかズラして??

 

な、なるほど、、、そんな事まで考えて。。。

 

 

お、奥が深い…

 

 

 

当時の私は、チヌ竿0号に道糸1.75号にハリス1.5号。

ウキを0号にG5を打った全誘導仕掛け。

 

 

似て非なる釣りとギャップに、スッカリ感銘を受けた磯吉は、、、、、

 

 

 

2週間後に同じ磯に、ロングハリスに0浮力のウキを携えて、

チヌ用撒餌をグレ用撒餌に変えた男が立っていた事は想像に難くない事と思います。

 

 

 

そこから…磯吉のグレ釣り求道が始まったのです。

 

 

まさしく、Iさんとのゴミ捨て下の磯での出会いが、グレ釣りの【原点】と相成った訳です。

 

 

 

グレ釣りを、グレを本命として磯に通いだしてからは、地磯で試行錯誤の日々でした。

 

海と魚との対話が始まりました。

 

 

どうすれば餌取りを交わせるのか?

どこを狙えばグレは食ってくるのか?

どうやれば軽い仕掛けを馴染ませられるのか?

 

 

 

あっという間にのめり込み、沖磯でのダイナミックな釣りにすぐさま魅了されたのは言うまでもありません。

 

 

仕掛けを翻弄する波風、そして瞬く間に出て行くライン。

何者かも判明しないまま道糸ごとぶった切っていく魚。

 

 

 

最初はこう思いました。

 

 

地磯と沖磯でのグレ釣りは、『似て非なる釣り』だ。

 

 

 

最近では、地磯よりも沖磯での釣りが多いくらいになって来ています。

厳しい状況でも、なんとか自分なりに工夫して考え、釣果を出せたかなと思える日もありました。

 

 

 

 

そんな時にこそ、思うことがあります。

どれだけ波風が強かろうが、潮が速かろうが、、、

 

 

 

基本となるのはあくまでも地磯で学んだ事。

 

 

 

そんな私は、沖磯での釣りが続くと急にこう考えるのです。

 

 

 

 

 

【原点回帰】

 

 

 

 

そうだ、地磯に行こう。

餌取りに翻弄されながらも、1匹のグレを引き出す何かを学んだ地磯。

そう、グレ釣りの【原点】でもあるゴミ捨て下の磯へ。

 

 

 

まだ日も明けやらぬ午前2時。


 

家族が寝静まっている深夜、私はゴミ捨て下の磯へとハンドルを握る。

 

 

途中、釣具屋で餌を調達し、元気な店主の『行ってらっしゃい』の言葉に背中を押され、

膨大な餌取りが待ち受けるだろう場所へ足を踏み入れる。

 

 

 

深夜3時半。

広い磯は貸切。

 

まだ茹だるような暑さはなく、時折少しだけ吹く海風が頬を撫でて行き、くすぐったい。

 

 

 

さぁ、支度を始めようか。

妙にワクワクしている自分に驚くものだ。

 

 

沖磯で当たってくるような魚はいないし、ダイナミックな潮も走ってないだろう。

でも、なぜか心が踊る。

 

 

 

今日のレシピはこれだ。

遠投を効かせながらも浮かせる仕様を想定。

 


 

量としては少な目である。

 

短時間での釣り、集中して海と魚と対話するためだ。

炎天下の中でダラダラとやっててもムダ、練習と確認とをサッとやる。

今日の目標は、キーパー25以上を5枚に設定。

 

 

そして、新しく巻いた道糸の使用感を確かめたい。

 


 

 

 

撒餌の用意をしながら汗が吹き出る。

さすがに暑い。

 

 

朝4時。

次第に明るくなって来た時間帯、準備を終えた私は早々に釣りを始める。

 

 

足元に餌を撒く。

まだ暗くて魚も確認できないし、ウキも見えない。

 

 

しかし、どうせ沈めるウキだ。

見えなくても構いやしない、仕掛けを投入。

 

 

なんとなく、左に流れているようだなということが分かる。

打ち返す、上がかなり滑っているようにも感じる。

 

 

慎重に流していく…

 

パラ………パラ………

 

 

どうやら、ウキが潮を掴んだようだ。

数投してわかっていた、まだ餌取りは湧いていない。

 

 

付餌は付いていると思う。

このまま、流してみよう。

 

 

 

パラ…パラ…パラパラ。

 

 

ん?

 

それなりに深く入ったし流した。

沖は少しだけ潮が速いようだ。

更に糸を送り込んで仕掛けを流していく。

 

 

 

パラパラパラ……

 

 

 

 

パラ、ツーーーンっ

 

 

 

っと突然に道糸ごと竿を引っ張るアタリ!

 

 

 

中指の腹でスプールエッジに道糸を押さえて止める。

 

合わせる、よし乗った。

 

 

竿を立てると瞬技が心地良くしなっていく。

 

 

 

さーて、貴重な1枚目だ。

手応えもなかなか、慎重にやりとり。

 

 

左に突っ込む、交わす。

今度は右。それも交わす。

 

 

足元はハエ根、水深は浅くて沈み根もキツイので、水温も高いこともあってサイズの割に良く引くのがここの魚。

 

 

よし、浮かせた!

30あるかないか、これくらいが出ればまぁ嬉しい時期だ。

 

 

朝早い時間に、同じパターンで27〜30を3枚。

後2枚、楽勝か??

 

 

 

磯で柔らかな朝日を浴びながら、糸を垂らす。

なんと贅沢な時間だろうか。


 

 

 

 

 

 

陽が完全に昇ってきた朝6時前。

 

 

そこからは、難しい時間が続く。。。

今度は良く見える。

 

小鯖にクサフグに…海タナゴ??

湧きに湧いた餌取り。

 

 

こうなったら勿体ぶった撒餌の使い方は通用しない。

 

 

潮も複雑怪奇。

当てて来ては右にフラフラ、左にフラフラ。

上は沖にある根に当たって砕けた波から出来たサラシが伸びてきて、左手前に滑っているようだ。

 

 

む、難しい。。。

潮のせいかグレの活性も落ちたようだ。

 

 

 

しばし、セーブしながら様子を見る。

7時過ぎ、ついに厚い?潮が左に動き始めた。

 

 

 

チャンス、とばかりに攻める。

ウキゴムから針まで2ヒロ、馴染んでウキがシモリ始めた直後に…

 

 

キュンッ!

 

 

 

ウキが消し込む。

威勢のいい魚はサイズ関係なくアタリも鮮明、気持ちいい瞬間だ。

 

 

サイズは…ギリ25!

 

 

餌取りもいるが、撒餌をどんどん打って、

打ち返すと。。。

 

 

今度は糸引きで来た!

よーしよし、今度は27くらい。

 

 

時間にして僅か20分ないくらいのチャンスタイム。

モノにした2枚は大きかった(サイズでなく)。。。。。

 

 

 

8時過ぎには上げ止まり。

勝負と見て全ての撒餌を使い果たしたのは7時半前。

 

 

 

釣果を振り返る。

 


 

 

よし、自らが設定した目標はクリア。

 

【原点】での釣り。

難しい中でも、なんとかやり切れた。

 

 

これで、しばらく沖磯での釣りに精を出せる。

 

 

 

後始末をし、未だ無人の磯を後にする。


 

まだAM8時。

これから帰って、家族サービスも可能な程だ。

 

TIME is money.

 

 

 

 

 

●銀鱗SSブラックマスターエクストラの使用感。

同じ様な色で視認性が良いアイサイトと比べると、コシが強くて直線性が強い印象。

無風のため、完全な比較ではないが糸に自重がある感触(個人の感想)でピシャッとラインが操作できるイメージ。

最近良く使っている銀鱗SSネオと比べても硬い感じで、視認性も良好。

糸が良く見えるので糸絡みなんかも抑えられるかもしれません?

沖磯でも是非使って見たいと思えました。

 

 

 

 

 

 

【原点回帰】

 

皆様も如何でしょうか。

 

 

 

 

 

〜今日の教訓〜

・夏の夜明け前には蚊取り線香必須

 

 

 

 

 

磯吉