【外来魚について考える】

 

外来魚・・・

DSCN3008マチャ ブルーギル フライRSCN4279P1030483

 

本来日本に生息していない種類の魚達。

 

この外来魚達は人間の手によって日本に運ばれ、そして放たれた。

 

それは食用として、またそれは釣りの対象魚として・・・いずれにしても人間の都合によって放たれたのだ。彼らは意図して来たのではない。

 

 

日本に放たれた外来魚も、みな個々に尊い命を宿している。その命を繋ぐために必死で生きている。

 

その結果、日本の在来種である魚達が食害に合い、生態系が変化するといった極当たり前の出来事を、さも外来魚が悪者かの様に謳い、人間自ら放ったのにもかかわらず、その責任を魚自身に強いるという愚行。

 

あまりにも身勝手ではないか・・・

 

 

彼らだって来たくて日本に来たのではない。

 

彼らこそ第一の被害者であり、昔も今も人間の都合に振り回されている現状であると言える。

 

現在、日本のあちこちで外来魚、また外来種の生物が多く駆除され命を落としている。彼らの立場になってみれば非常に心が痛む。

DSCN3401

【カミツキガメは千葉県で年間に約1000匹程駆除されている】

 

時折、駆除を目的とした釣り大会等が開催されるが、悲しくも子供の夏休みイベントであったりする事さえある。

 

「命」の大切さをはき違えてはいないだろうか。外来魚の命を奪う事が在来魚の命を守るといった図式を植え付けてほしくない。

 

外来魚の存在を肯定する、しないの問題ではない。もっと根本にある「命」についての話である。

 

今後も我々釣り人も、地方自治体も外来魚との付き合いは続いて行くだろうが、駆除をするにしても、どうかせめて、ただ殺処分して捨てるのではなく、彼らの尊い命が何かの役に立てる方法を導き出したいものである。

そういった考え方持つことは、決して悪くないのではないだろうか。