私がまだ少年だった頃なので、おそらくは、20年近く前だと思う

メンコや缶駒が流行り、まだ昭和の色が濃く残っていた頃、ひとつ、時代を変える大ブームが起こった



「バスフィッシング」である



今では日本の生態系にとてつもない悪影響を与える事が分かり「釣ったら殺せ!」とも言われる、あの「ブラックバス」を釣る、海釣りとは全く違う、釣りを「ゲーム」として楽しむ「バスフィッシング」の始まりは、あの頃であったと思う(諸説あり)


メンコや缶駒(お若い方は、その遊び方所か、それがどんな物であるのかも知らないかもしれませんね)というアナログな遊びに日が暮れるまで夢中になっていた私達に、時代の新しい風が吹き込んで来たのです


「バスフィッシング」


竹の棒の先にタコ糸を付けて、針を付けて、ミミズを付けて、魚が来るのをただただ、待つ
こんな退屈な遊びに、少年が心躍らせる訳はありません

釣りとは、まこと暇なおじいさんが楽しむ余生の楽しみであった

しかしそこに、カーボンで出来たカッコイイ竿と、糸を巻く事の出来る金属で出来たカッコイイ物体、リール
そして何より、気持ちの悪いミミズなどではなく「ルアー」という、カッコイイ道具で、魚を騙して釣る!



「釣りなんて、親父と早朝から行って、イワシ釣るだけの下らない遊び」と考えていた、当時小学生であった私は途轍も無い衝撃を受けたのです
その衝撃は、それはもう本当に凄い衝撃で、どれくらいの衝撃かと問われれば…うーーーん…

いや、本当に、凄い衝撃だったのです

どれくらいの衝撃か………
えーーーーー、うーーーーーーむ…


そうだな……


いや、違う、違う違う、やめて、その「どうせお前の表現力じゃ形容出来ないんだろカス」みたいなのは本当にやめて下さい

本当に凄い衝撃でして


うーーーーーーん…

えーーーーーーーとね…


んーーーーーーーー


いや、ここは釣り番組ですからね、やめましょう、こういう無駄な話は
衝撃的な事の形容など、衝撃番組に任せておけば良いんですよ

だいたいね、いちいち私の見解や表現を求めるあなたのその考えが悪い
良いですか?社会はね、都合の良い答えなんて用意してくれはしませんよ?
自分で考えて、自分で答えを出して、自分で進んで行かなければならないんです

そうだ、そうだそうだ、そう言えばですね、つい最近、腹立つ事があったんですよ

私の知り合いの話なのですが、そいつは磯釣り好きで、よく磯釣り関連のブログとか釣り記事を読んでは、そっくりそのままの装備で磯釣りに行くんです
で、結果、殆ど釣れない
でね、それだけなら全然良いんですが、問題はその先です
そいつ、その記事を書いた人の事を馬鹿にするんですよ

「こいつの書いた通りの仕掛けにしたのに全然釣れねーーの。こいつは運が良くて釣れただけだな、下手なんだよね、基本。釣り場の魚影が濃ければ誰だって釣れんだよ」と

今思い出しても腹立つ

書いてる人だって暇じゃあない
確かに、自分の釣果だけを書いて満足しているブロガーが殆ど。だけど、ブログや記事って基本そーゆーもんで、それで良いし、それが楽しいブログの書き方の全てと言って過言ではない
ってか、ブログってそーゆー存在
その上で「こーこーこーゆー時は、潮の流れがこうだからウキを何々に付けてハリスは何ヒロとって」っていう書き方してるブロガーさんは「1人でも多くの人に釣りを楽しんで欲しい」という優しさから、わざわざ書かなくても良い事を、それこそ忙しい時間の中書いてくれている
金取ってる訳でもないし、面倒なのに

それに文句をつけて、挙句「こいつ下手くそ」とかいう奴に殺意すら感じます
もっと酷い奴もいますよ
かなり詳しく解説して書いてくれている磯釣り師さんのブログがあるのですが、それ読んで「ここまで書いたのに、この先の詳しい説明はしないで終わりかよ(笑こいつ、その先書けねーんだよ、下手だから(笑」とか言う奴もいますからね

心から腹立ちますね

どうか、詳しく解説など書いて下さるブロガー様達、そんなクソみたいな読者の話は完全無視して、これからも理解ある方の為に、教えを説いて頂けるようお願いします

そして、さらに強く言いたいのは、私の記事は完全にフザケて書いていますので、完全にバカにし続けて下さい

決して、真面目に読まないで下さい
真面目に読むとバカになりますし、釣りが下手になる呪いがかかっているとまで言われています

あと、本当に、心から、晒し上げての叩きだけは勘弁して下さい
真面目にダメ出しされると心折れます
マンボウメンタルと呼ばれる程のメンタルなので、身体に着いた寄生虫を取る為に水面にジャンプした衝撃で死ぬレベルです
直進しか出来ないので、ただ泳いでいたら岩に激突して死ぬレベルです
水温の急激な変化に弱いので、一気に深場に潜って死ぬレベルです
日向ぼっこしてたら、鳥に突かれて死ぬレベルです


なんの話でしたっけ?




えーーーーー、はい、自分の書いた記事を読み直して来ました

そうです!ついに!私は「バスフィッシング」に目覚めたのです!

既にバス釣りはクラスでも数人がやっていたので、彼等に月500円を払う事を約束に友達になってもらい、私の釣り人生は始まりました!

いやーーー、本当に、今日でも昨日の事の様に思い出せるくらい、楽しい日々でした
昨日でも昨日の事の様に思い出せるくらい、とても楽しい日々でした
先月でも昨日の事の様に思い出せます
ひょっとしたら、去年でも昨日の事の様に思い出せるかもしれないくらい楽しい日々


いや、待てよ…去年でも昨日の事の様に思い出せるなら、来年でも昨日の事の様に思い出せるかもしれません…
と、いう事は…もしかすると、当時でも昨日の事の様に思い出せたのかもしれません…
そうなると少しオカシイですね…当時、釣りに行く前の日でも、昨日の事の様に思い出せたのかもしれません…私は予知能力でもあるのでしょうか?

あ、すみません、話がそれましたね
このペースだとマヂで話が進まないので、ちょっと真面目に書きます



釣りにハマったそれからの日々は、本当に楽しくて、友達にも恵まれ、最高の日々でした
月500円払えば、友達は沢山出来る
コレは今でも、人生に役立つ教訓の一つです


学校が終われば、釣りに行く毎日

初めは友達皆が知っている、近くの野池で楽しんでいたのですが、やはり有名な釣り場は魚がスレる

「まぁ、釣れないのも釣りだよね(^^」などと言うモノの、やはり釣りたいのは本心

ある時、特別仲の良い友人が

『菜前…俺達親友じゃん?皆は知らないスゲー場所があんだよ。親友だからさ、1000円くれたら教えてやるよ!』
「マ、マジで!?(((o(*゚▽゚*)o)))教えてくれ!!!」

親友になれば、金を払えば秘密の釣り場を教えてくれる
本当に友情とは美しいモノです!


『でもな、そこはヤベーんだ…』
「(^^?」
『まぁ、行けば分かる。着いて来い!行くぜ!』

ひゃっほーーーー!!!!(((o(*゚▽゚*)o)))




住宅街を抜け田んぼ道を通って、少し奥に入った所に、その野池は現れる



「こ、ここが…」
『ここ、教えたのお前入れて5人だけだから。ぜってー誰にも言うなよ』
「うんΣd(-`ω´-〃)」


笹の生い茂る野池…
今でもあるのかな…もしかしたら、もうマンションでも建設されているかもしれませんなぁ
良い思い出です


「よっしゃ!バスバスバスーーー!(((o(*゚▽゚*)o)))」

『ちょ!待てよっ!』

「!?」

『ココはヤバいって言っただろ!』

「?ああ、はいはい、言ってたね!何がヤバいの?」

『いいから着いて来い』

笹のトンネルを通って少し進むと、少し開けた場所に出た

そこからは、その野池の全体が見渡せ、数人の同年代の子供達が釣りをしているのが見える

ルアー、エサ、それぞれ工夫をして釣りをしている









そこに、ポツンと、1人のババアが座っていた






『10円ババアだ』






「?…10円…ババア?」













突如現れた、友人の言う「10円ババア」

いったい何者なのか?

このババアの登場により、私を含む大勢の人間のコレまでの策略、考察、そして、仕掛けられた罠がついにコノ物語を大きく動かして行く

誰が誰に罠を仕掛け、そしてその餌食は誰なのか?

黒幕の狙い

交錯する人間関係

人々を結ぶ運命の輪は、ついに大きく動き出す…







次章、物語はクライマックスへ!!!

驚愕のラストを





見逃すな











次回!!!
編集部の大人の事情で、こんな下らない私の思い出話が前編後編の二部構成になったので、そんな大した事の無いオチに刮目せよ!!!!!

いや、刮目しないで下さいお願いします!!!!!